Nike Japan - Play New
- Date: 29/05/2021
日本は2021年の「ジャンダーギャップランキング」で、156カ国中120位であったと世界経済フォーラムに報じられました。主要先進国ではダントツの最下位です。また、同レポートは2021年現在で日本人女性の平均所得は、日本人男性の平均に比べ43.7%低いとも報じています。更にスポーツの分野でも、相撲や野球など男女に同じ機会が与えられない種目が依然として残っています。
日本に存在している男女格差の障壁に立ち向かうため、私たちはスポーツやそれ以外の世界で、この国のあり方を変えて行こうとしている女性たちに光を当てました。Play Newのキャンペーンの一環として、New Girlと題したフィルムを制作し、女の子の赤ちゃんを授かると知った家族の日常と、そのニュースに対するそれぞれの反応を描きました。フィルムはまず、伝統的な「女性らしさ」という価値観に基づいた期待や想像を巡らせるところから始まります。そこから次世代の女性たちのために新たな道を切り開こうとしているパワフルな女性アスリートたちが登場。その姿に、想像のシーンも触発されていきます。このフィルムが最終的に伝えたいことは、ナイキは日本人女性アスリートたちをサポートするということ、そしてスポーツから自信を得ることで、全ての日本人女性がよりフェアで平等な未来に向けて前進する手助けをすることです。
フィルムのリリースに加え、日本を変え始めている女性アスリートたちのストーリーとその強さをセレブレートするキービジュアルもシリーズで制作しました。またナイキは登場人物の一人である大滝麻未さんが若い女性サッカー選手の未来のために設立した財団「なでしこケア」をサポートしています。さらに日本では多くの相撲施設が男性しか使用できないことを受けて、ナイキは6月からTOKYO SPORTS PLAYGROUND内に誰でも相撲を体験したりトレーニングすることのできる場をオープンします。それに合わせて、相撲の稽古方法に基づいた特別なトレーニングプログラムもNTCに追加する予定です。